カナリーの米国株10-Kコレクション

米国株10-KやAnnual reportの訳を気の向くままに

バフェットですら、今の紙くず同然の企業に投資する(だいぶ昔、20,30年前のはなし)

知らなかったのはカナリーだけで、米国株に詳しい読者の皆様はご存知なのかもしれません。たまたまあることを調べたくバークシャーの20年ほど前の1997年の10-Kを見ていたのですが、ガイコのバランスシートに目をやると、バフェット(マンガーかも)がガイコの…

安く、家で、都合のいい時に英語力を測定する方法

今回はちょっと話題を変えて投資のことではなく、英語について書きたいと思います。(投資に関する記事を期待していた方には申し訳ありません…) 米国株投資家の方は少なからずアメリカに興味があるはずですから、英語学習に取り組む方もいるのではないでしょ…

嘘の口実で現金を貯める日本企業

ちょっと揚げ足をとるような記事かもしれませんが、間違ってはいないと思います。 日本企業の多くは株主還元に消極的なのは多くの方が知っていると思います。アメリカやヨーロッパの企業の中には利益分をそのまま配当や自社株買いに回す企業もありますし、配…

IBM 控えめな長期見込み(アニュアルレポートから)

米国株投資家のポートフォリオに組まれることの多いIBMですが、不調な状態を顧みてかアニュアルレポートの長期予測も控えめな感じがします。(既にニュース等になっていたらごめんなさい。) Over the long term, in consideration of the opportunities it wi…

ある部分でコスパ意識がないアメリカ企業

私達日本人投資家からすれば、利益率が低い日本企業と比べた場合、利益率と資本効率性が高く、株主還元を多く行ってくれるアメリカ企業は神様みたいな存在かもしれません。我々からすればアメリカ人は合理的で、コスパ意識が高く、株主を重視してビジネスを…

伊藤園の株主が来たる株主総会で怒ってみるべきこと

先ず始めにお断りですが、カナリーは伊藤園株を現時点、そして直近の締め日に持っておりません。ですので、面白半分で言っている状況であることをご承知下さい。 さて、実現できるかは分かりませんが、伊藤園の株主は今月下旬の株主総会で、あることに怒って…

RL リストラクチャリングの真っただ中のラルフローレン

個人的な興味でこのラルフローレンの10-Kを読む機会がありましたが、日本の米国株投資家の殆どの方は興味が無い企業だと思います(笑)。なので、この記事はあまり読まれないと思いますが、折角読んだので書きたいと思います。 投資家の方は見向きもしないでし…

PFF 長期配当再投資戦略には絶対向いていない!

PFFの保有者の方は大変多いですから、怒る方もいらっしゃるかもしれませんが、PFFを保有している方には、この記事を参考にして、PFFについて再考して頂ければ嬉しい限りです。 パフォーマンスが物語っている まず初めに、以前の記事での考察から、PFFはやっ…

GOOGL 配当開始を期待するグーグル株主の方、残念ですが…

近年、グーグルが多くの利益を生み出し、多くの現金を保有していることから配当を期待している方も多いのではないでしょうか。しかし、残念ながら現時点でその見込みは薄いと思われます。その根拠としてグーグルの10-kにこのようなことが書かれていました。 …

日本の株主総会に思うこと 株主の質について考える

先週、多くの企業が株主総会を行ったと思いますが、カナリーはこの時期になるといつも、この国の株主の中には、株主という立場をよく分かっていない人が多いのではないかと思ってしまいます。これは他のブロガー様も言っているかもしれませんが… 株式ブログ…

AMZN アマゾン投資家が監視すべきこと

急成長を遂げているアマゾン。売上げや純利益も右肩上がりですが、カナリーがアマゾンの10-kを斜め読み(適当ですみません)した際、アマゾン投資家が注意すべきかなと感じた部分があったので、紹介したいと思います。それは… We seek to efficiently manage s…

株主優待は費用 ~あなたの財布から出て行っているお金~

株主優待を目的に株式を買っている皆さん、あなたは株主優待のお金の出所について考えたことはありますか?ちょっと考えてみて下さい… もちろんですが、企業がお金を払って出しています、例え無料券や、割引券、自社製品でも企業がサービスや商品をあなたに…

優先株はビミョー。米国株配当再投資戦略の投資家への忠告と、普通株との比較

高配当ということもあって人気が高い優先株。そしてその優先株で構成された米国ETFの代表がPFFであり、こちらも人気の金融商品となっています。しかし、カナリーは正直、優先株はビミョーだと思っています(普通株のほうがいい)。今回はカナリーが優先株を微…

AAPL アップル 成長株から株主還元株への意思表明

先日、大規模な自社株買い実施を発表したアップルですが、カナリーはアップルの10-K内の、ある1つの文章に興味をそそられました。この1文は株主還元の項目に書かれていたものです。この文に対して「そんなん分かっとるわ!」と突っ込まれるかもしれませんが……

まがいのインタレストカバレッジとEBITDAをゴリ押しするソフトバンク

米国株についてのブログであるのに、僅か4本目で日本企業について書くことになったことをお許しください。ただカナリー自身がどうしても書きたかったので… さて、株式、債券ともに、投資家から人気を集めるソフトバンク(以下SB)ですが、カナリーはこの企業が…

グレアム著「証券分析」が自ら認めるグレアム流の時代遅れ

米国株投資家の中でも多数いると思われるグレアム派の方々を少々驚かせるタイトルになりましたが、実はグレアム著の「証券分析」の第六版にはグレアムの考え方の一部が時代遅れになったことを示唆する部分があります。といってもこの記述を書いたのはグレア…

PG Caution! P&G(ジレット)の投資家へ

少々古い約一年前の(しかし現時点で最新の)10-Kなので、今の状況に当てはまるかは分かりませんが、P&Gの2017年10-Kにジレット、アプライアンス部門の無形資産について興味深い記述がありました。 (訳) 当社のほとんどの無形資産はcarrying value(簿価)に対し…

初めまして!

初めまして! カナリ―と申します。 このブログでは、米国企業が10-KやAnnual report(アメリカの有価証券報告書)などで公開している情報を、気の向くままにピックアップしたいと思います。なるべくスポットライトを浴びていない事柄を挙げられればと思ってい…